「日本の中小企業」(中公新書)の著者である関満博・一橋大名誉教授は、日本の中小企業について1985年以前は「対米輸出」の関心と「汗の量」をパラメーターとする一元一次方程式の時代とし、1992年以降は「中国・アジア」といったグローバル要素に加え、「高齢で、豊か」「IT」「環境」の重大性が高まる多元連立方程式の時代と定義している。この多元連立方程式に最近では「外国人材活用」の要素は欠かせなくなった。中小企業の経営者は外国人材を受入れ、育成する視点を持つことが「令和の中小企業論」に求められる。